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顧客リスク格付けシステム開発事例
- 株式会社セブン・グローバルレミット様 -
Salesforce基盤で顧客リスク格付けシステムを開発
リスク格付けの自動化と継続的な顧客管理を実現
・キーワード
リスク格付け自動化 / 継続的顧客管理 / AML / CFT / Salesforce基盤 / 業務効率化
株式会社セブン・グローバルレミット様
・事業内容
日本に住む外国人の方に海外送金等の様々なサービスを提供。金融サービスを通して、外国人の方にとって住みやすい環境の実現を目指している。
背景・課題
限られた人員でマネー・ローンダリング等のリスクに適切に対応できるよう、
業務の効率化・システム化を検討していた
株式会社セブン・グローバルレミット様は主要サービスの1つとして、海外送金サービスを提供している。アカウント開設時に、犯罪など違法性のある資金を送金する目的で開設していないかといった、AML（アンチ・マネー・ローンダリング）等の観点で各種リスク管理を行っており、限られた人員でマネー・ローンダリング等のリスクに適切に対応できるよう、業務の効率化・システム化を検討していた。検討の中で、社内で保有する全ての顧客について、システム的にリスク評価を実施し、当該リスク評価に基づいた頻度で顧客情報の最新化を図る仕組みの構築が必要と判断し、開発会社の選定が始まった。
当社に依頼した理由
「お声がけしたきっかけは、コムチュア様のHPに掲載されている導入事例を拝見したことでした。顧客リスク格付システムの導入事例ではありませんでしたが、もしかしたら実現可能なのではないかと考え、ご相談させていただきました。ご相談をさせていただく中で、弊社の要望を丁寧に汲み取っていただいたうえで様々なご提案をしてくださったことが、今回コムチュア様に依頼をさせていただいた背景です。」
導入のポイント
手作業で行っていたリスク分析・評価方法と同水準の分析を自動化
- クラウド基盤（Salesforce）でのノーコード・ローコード開発により、システム導入にかかるコストを削減
- スコアリングの自動実施条件に応じたリスク格付けにより、業務を効率化
- 自動格付け結果が前回と異なる場合は担当者にメールを自動送信し、リスクの見逃しを防止
- リスク格付け結果に応じた頻度で、顧客への属性情報確認メールを自動送信し、顧客情報を継続的に管理
- 格付けの集計値や分布をダッシュボードに表示し、顧客リスクの状況を可視化
- 担当者に対してシステムの操作説明やマニュアル提供により、業務を定着化
導入後の効果
限られた人員でも機動的な顧客情報の管理が可能になった
AML業務の態勢整備と
強化が実現
顧客のリスクに応じた頻度で顧客情報の更新管理をシステム的に実施できるようになったことで、適切に更新された情報に基づいたAMLリスク評価等が実施できるようになった。
最新化された顧客情報により
AML業務の精度が向上
最新化された情報に基づいてリスク分析や評価ができるようになり、モニタリング手法の高度化につなげることができた。
お客様の声
「Salesforceを全く知らない担当者でも問題なく業務を回せるように、
細かな部分にまで配慮をしていただきました」
「顧客リスク格付けシステムはSalesforceで実現しましたが、AML業務の担当者はこれまでにSalesforceを使ったことがなく、仕様等が全く分からない中で開発が進みました。コムチュア様には、アカウントの種別といった基本的な部分から情報を展開していただいた上、IT用語についても理解できる言葉に置き換えてご説明いただく等、細かな部分にまで配慮をいただいた点が印象に残っております。 Salesforceの操作マニュアルも利用者視点に立って分かりやすく作られているので、一度の研修で業務に必要な操作方法を把握することができました。また、実務においては、Salesforceのレポート機能等を活用し、当社におけるリスク分析を図る等、当初想定していた以上の様々な活用方法があると感じています。今後はAML業務以外にも活用できたらと考えています。
日々、当社が直面するAMLリスクが変化していく中で、新たなリスク評価観点の追加、もしくは、既存のリスク評価観点の変更が不規則かつ突発的に発生することが予想されます。コムチュア様には既に期待以上のことをご対応いただいていますが、今後も柔軟にご対応いただけたらと思っています。」
「弊社の要望を丁寧に汲み取っていただいたうえで様々なご提案をしていただきました」