
Microsoft「Copilot Studio」生成AI導入支援サービス
・キーワード
生成AI活用 / Copilot Studio / エージェント / チャットボット刷新 / DX推進 / 社内ナレッジ活用

コニカミノルタ株式会社様

・業務内容
光学技術とデジタルソリューションを軸に、多岐にわたる事業をグローバルに展開。印刷機、産業用計測、医療機器などの事業でジャンルトップ戦略を推進し、社会課題の解決に貢献。

右から、コニカミノルタ情報システム株式会社 ITサービス本部
オフィス・コミュニケーション部 古水様、
コニカミノルタ株式会社 IT企画部 関様、
コニカミノルタ情報システム株式会社 ITサービス本部
オフィス・コミュニケーション部 グループリーダー 諸戸様
※本ページの掲載内容は導入当時の情報となります
コニカミノルタ株式会社様は、2018年に国内グループ会社共通の社内ITサービスの問い合わせ窓口としてチャットボット「リテラ」を導入。「リテラ」はユーザーからの問い合わせに一問一答形式で回答するチャットボットだが、専用の回答データベースを整備する必要があり運用負荷が高くなっていた。その他にも情報更新にタイムラグが発生する、一問一答の枠を超えて複数のデータをまたがった回答ができないといったユーザー体験の限界など、複数の課題を感じていた。
基盤としていたAzureベースのQ&A Makerのサービス終了をきっかけに、社内業務の効率化とユーザー体験の向上を目的として、Copilot
Studioを基盤とした新たなAIエージェントの新「リテラ」への移行が決定された。

古水様


ユーザーはTeams上でエージェントに質問し、AIエージェントは社内ポータルに用意されている既存の情報(FAQ、マニュアルファイルなど)から回答を生成。情報が見つからなかった場合は、ユーザーの希望に応じて有人窓口へメールで問い合わせを行う仕組みである。
従来の「リテラ」では回答を得る前に質問のカテゴリをユーザー自身が選択する必要があった。しかし新「リテラ」では、ユーザーの質問をもとにAIエージェントがカテゴリを推定することで、選択操作を省略することができ、より気軽に質問ができるようになった。
AIエージェントがユーザーの質問に適切に回答できるか否かは、情報の充実度にかかっている。その改善のためには、ユーザーがどんな質問をしていて、AIエージェントはそれに答えられているか/いないかを把握することが重要となる。
そこで、DataverseおよびPower
BIと連携し、過去に行われた質問・回答、さらにはユーザーの満足度をレポートとして可視化。回答できなかった質問をレポートから確認することで、情報を充実させてユーザーの満足度を向上させるための大きなヒントが得られた。
ユーザー体験の向上
生成AIにより、表記ゆれ・曖昧さのあるユーザーの質問も理解しての回答が可能になった。さらに、複数の情報を横断した柔軟な回答が得られるようになった。回答を得るまでに必要なユーザーの手数も従来の「リテラ」より減少し、体験が大幅に向上。
お問い合わせへの
有人対応工数3.6人月削減
導入してから半年間で約2,500件の質問に対応し、3.6人月の対応工数削減に成功。
2025年5月は有人対応と「リテラ」で合計804件のIT関連お問い合わせがあったものの、そのうち約23%を「リテラ」が対応。前年同時期に従来の「リテラ」が対応した質問割合よりも向上した結果となった。

運用負荷50%軽減
従来の「リテラ」の専用の回答データベースは不要となり、IT部門のメンテナンス負荷が部署によっては従来の50%に軽減された。また、従来は専用の回答データベースを手動更新していたため反映するまでにラグが発生していたが、新「リテラ」は社内ポータルの更新が1日以内に自動反映されるため、ユーザーへよりタイムリーに情報を届けられるようになった。
お客様の声
「マイクロソフトのQ&A Makerサポート終了に伴い、チャットボット「リテラ」の廃止または再構築について検討を重ねました。その結果、いくつかの課題は残るものの、ユーザーからの継続的なニーズが明確となり、再構築を決断しました。今回の再構築では、単なる後継サービスへの移行に留まらず、対話型AIチャットボットの導入が不可欠と判断し、複数社からご提案をいただいた中でコムチュア様のCopilot Studioを活用したプランを採用しました。構築プロジェクトの目標は、例外を除きほぼ達成できたと考えています。
今後は、今回の仕組みを他の業務領域にも展開し、さらなる業務効率化やユーザー体験の向上を目指していきます。また、AI技術の進化に合わせて、より柔軟で高度なサービス提供を実現できるよう、継続的な改善と拡張を進めてまいります。」
(コニカミノルタ株式会社 IT企画部 グローバルITインフラグループリーダー 山本様)