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kintone導入の内製化支援と基幹連携事例
- Mech-Mind株式会社様 -

kintoneとGaroon・freeeを連携し、社内データを一元管理
業務拡大・効率化・内製化を実現する基盤を構築!

導入事例

kintone導入・開発・保守サービス

・キーワード
kintone / 内製化 / 伴走支援 / システム連携 / 基幹システム / Garoon / freee勤怠管理Plus / freee会計 / freee for kintone

企業

Mech-Mind株式会社様

Mech-Mind株式会社様


・業務内容
産業用3DビジョンカメラやAI画像処理ソフトを活用したロボット自動化ソリューションを提供。ピッキングや検査、組立などを効率化する技術を提案し、製造業や物流業界での導入実績を多数持つ。導入支援や技術サポート、トレーニングを行い、現地での実証実験やカスタマイズ対応も実施。ロボット制御や深層学習ツールの活用により、業務の自動化を推進している。

Mech-Mind株式会社様 Mech-Mind 株式会社 代表取締役社長 杨様 (中央)
技術部 係長/DX プロジェクトマネージャー 中嶋様 (右)
営業企画部 サプライチェーン課長 劉様 (左)
※本ページの掲載内容は導入当時の情報となります


課題・背景

さらなる企業成長を実現するためには、新規システム導入が不可欠であった

Mech-Mind株式会社様は、顧客管理や案件管理にDing Talk、Team Bition、King of Time、Googleサービス、Excelなど様々なソフトウェアやクラウドサービスを活用していた。しかし、これらのツール間で連携が取れず、情報が分散してしまう問題が発生していた。そのため、現行システムでは今後の業務規模の拡大に対応できないという課題を抱えていた。そこで、企業の成長を支えるため、業務の効率化と情報の一元管理を実現する新規システムの導入が、社長直轄の重要なプロジェクトとして決定された。

Mech-Mind株式会社様

kintoneを選定した理由

システムを素早く段階的に導入できる
柔軟なカスタマイズ性

Mech-Mind株式会社様は、企業の成長に合わせてシステムの早期導入を希望されていたが、初めから全ての機能を備えた状態での立ち上げは難しいと考えていた。そのため、システムを以下のステップで段階的に導入・立ち上げし、デバッグを繰り返しながら進めていく方針を検討した。最終的に、柔軟なカスタマイズ性とドラッグ&ドロップで簡単にアプリを作成できる点が魅力的な、内製化できる範囲を最大限活用できるkintoneを採用することとなった。

Step1:CRM機能(顧客管理、案件管理、営業活動)を中心に、スケジュール管理、会議室・社用車管理、アカデミー申請管理機能を統合し、業務効率を向上させる。
Step2:ERP機能(在庫管理、出荷納入管理、見積書・納品書・請求書の一元管理)を導入し、財務システムとの連携により、さらなる効率化を図る。
Step3:Step1とStep2で不足しているアプリケーションや社内ポータルの作成、アプリケーションの操作性やデザインに関する調整を行う。

当社にお声がけいただいた理由

Mech-Mind株式会社様は、新規システム導入に際し、人事労務システムや会計システムなど専門性の高いシステムとの連携も検討していた。内製化できる範囲については自社で進める意向があったが、kintoneとこれらのサービスの組み合わせを検討する中で、連携部分も内製で対応するとシステム導入のスピードが遅れる懸念があった。また、kintoneに初めて触れるため内製化に関する相談ができ、連携部分の開発を委託できるベンダーを探したところ、サイボウズ様からkintoneの実績やサービス内容を踏まえ、複数のベンダーが推薦された。
その中でも課題を共有しやすく気軽に相談できる点を重視し、Webミーティングだけではなく対面でのやり取りができるベンダーを希望した。最終的に、内製化に向けた伴走支援サービスとシステム連携に関する個別開発サービスを提供し、コミュニケーションについても柔軟な対応が可能な当社にお声がけいただいた。

導入のポイント
導入のポイント

CRMやERPなどの主要業務アプリの内製化を伴走支援し、スピーディな構築を実現
段階的な連携開発によりシステム導入のリスクを軽減

CRMやERPなどの主要業務アプリの内製化を伴走支援し、スピーディな構築を実現 段階的な連携開発によりシステム導入のリスクを軽減

CRMやERPなどの主要業務アプリの内製化を伴走支援し、スピーディな構築を実現 段階的な連携開発によりシステム導入のリスクを軽減

  • kintone伴走支援サービスで内製化を支援し、CRMやERPなどの主要業務アプリの内製を実現
  • アプリの運用やプラグインなど、kintoneに関する豊富な活用事例を交えた支援を実施
  • 内製と並行して段階的な個別開発を実施し、全体の導入スピードをアップ
  • 経費精算情報を一括でfreee会計に自動連携
  • 打刻情報や休暇・出張外出予定などをGaroonとfreee勤怠管理Plusに自動連携
  • システム導入から安定稼働までの運用までを支援

機能紹介

Garoon・勤怠管理システムへの自動連携

打刻情報、休暇・出張申請などの窓口をkintoneに集約し、各種情報はGaroonおよび勤怠管理システム(freee勤怠管理Plus)にカスタマイズによって自動連携を行っている。Garoonとの連携においては、kintoneとGaroon間での情報の紐づけや、スケジュールの種類ごとのカテゴライズを実施し、予定登録の効率化と登録漏れの防止を実現した。

経費精算と会計連携の最適化

経費精算申請フォームをkintone上に作成し、1ヶ月分の経費精算を一括で申請できるようにしている。freee会計への連携は、一括申請の要件に合わせて、kintoneで申請された経費精算内容の明細を勘定科目別に集計し、freee会計側で適切に処理できる単位にまとめて連携するカスタマイズを実施した。

導入後の効果

業務効率化と情報の一元管理により、ビジネス拡大に寄与

業務規模拡大の壁を突破し案件数が2~3倍増加

業務規模拡大の壁を突破し
案件数が2~3倍増加

情報の一元管理が実現し、業務拡大のスピードに対応することができた。導入前は取り扱う案件数に限界を感じていたところ、システム導入後は実際に案件数が導入前の2~3倍に増加した。情報を一元管理したことでデータの蓄積が進み、今後の更なる案件拡大に向けた分析がより容易に行えるようになった。

正確性とリアルタイム性の高い情報共有を実現

正確性とリアルタイム性の高い
情報共有を実現

休暇や出張、経費精算などの申請承認をkintoneに統合したことで、ユーザーの利便性やコミュニケーションのしやすさが向上した。また、kintoneから関連システムへのデータ連携を実現し、業務の効率化を達成した。これにより、より正確でリアルタイム性の高い情報共有が可能となった。

短期間で内製化の定着を実現

短期間で
内製化の定着を実現

kintoneやプラグインの使い方、事例紹介などを伴走型で支援した。Webミーティングに加え、対面での打ち合わせも交え、丁寧なサポートを提供した。伴走支援を行った約3カ月の短期間で内製化が定着し、可能な範囲は自社で進めている。実際に、2024年9月の取引開始から現在(2025年8月時点)までに、内製で業務アプリを150件ほど作成して運用している。

お客様の声

「システム変更や移行の過程では、既存システムへの慣れもあり、苦労や慌ただしさを感じる場面もありました。しかし、1年足らずでCRM、ERP、人事労務・経理を含むシステムが立ち上がったことは、非常に大きな成果だと感じております。内製化した範囲も広いですが、プロジェクト初期に伴走支援サービスを通じてコムチュアに相談できたことで、得られた知識をもとに自分たちでシステムを内製できるようになり、このスピード感で進めることができたのだと思います。やはり、最初の導入支援が非常に重要であったと、改めて実感しております。」(中嶋様)

業務効率化と情報の一元管理により、ビジネス拡大に寄与

現在、Mech-Mind株式会社様は、kintoneの拡張により更なる業務の効率化を検討している。具体的には、バーコードリーダーを活用した在庫管理の効率化や、中国本社とのコミュニケーション機能の改善に取り組もうとしており、まずは内製化が可能な範囲を見極めている段階である。今回のシステム導入は一段落したが、今後の運用・拡張を見据え、当社が提案した保守サポート(技術支援サービス)を採用いただいた。内製化の検討過程で生じる疑問や実現方法に関する相談、また必要に応じた個別開発の提案などを通じて、当社は今後も継続的に支援を行っていく。

詳しくはお気軽にお問い合わせください!

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