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顧客情報管理基盤(kintone)導入事例 - 東急リバブル株式会社様 -

脱Excelで顧客情報の一元管理を実現
BIツールとの連携でデータを効率的に集計・分析

導入事例

kintone導入・開発・保守サービス
顧客情報管理システム

・キーワード
kintone / DataSpider / MotionBoard / 顧客管理 /
案件管理 / DWH連携 / 不動産業 / Excel脱却

企業

東急リバブル株式会社様

東急リバブル株式会社様


・業務内容
不動産流通に特化した会社として1972年に誕生し、「売買仲介」を主軸に「賃貸仲介」「不動産ソリューション」「新築販売受託」「不動産販売」など多様な事業領域を展開。2020年に、新たに富裕層をターゲットとした事業部が設立された。

東急リバブル株式会社 丹野様、大倉様、村松様
左から、東急リバブル株式会社
経営管理本部 IT推進部 IT企画課 丹野様
ウェルスアドバイザリー本部 事業推進部 CRM推進課 大倉様、村松様


背景・課題

新設事業部での顧客管理においてExcelからの脱却が課題に

東急リバブル様では、不動産仲介業を中心に、不動産ソリューション事業や自社ブランドによる分譲マンションの企画販売、東急や東急不動産などグループ各社をはじめとする不動産会社からの新築販売受託業を行っている。富裕層をターゲットとした新事業部が新設され、主に5つの部門を集約し顧客管理を一元化することとなったものの、各部門の個別データベースからそれぞれのデータを書き出し、Excelベースで統合するという作業を行っていた。さらに、顧客データの登録はSalesforce上で行っていたが、各部門で管理しているデータ形式(管理項目、管理項目名、記載順序など)に統一性がなく、データ統合は基礎的な項目のみにとどまっていた。

これら新設事業部における課題の解決にはシステム稼働が重要な要素であったが、部門毎に独自に管理されていた顧客情報の収集、分析及び本部としての戦略の打ち出しが急務で、「開発スピード」が重要であった。また、社内のデータウェアハウスとの将来的なデータ連携をはじめ、「拡張性」が課題となっていたことなどから、kintoneの導入に至った。

東急リバブル株式会社 丹野様

当社にお声がけいただいた理由

「弊社システム部門より、サイボウズ様にkintoneにて実現したいシステムの全貌と、複数システムの連携が必要となる複雑なシステム開発になる旨をお伝えした際に、コムチュア様を強くオススメいただき、お声がけさせていただきました。」

導入のポイント
導入のポイント

kintoneとBIツールの連携により顧客/案件情報を可視化し、営業活動を効率化

kintoneとBIツールの連携により顧客/案件情報を可視化し、営業活動を効率化

  • 事業部ごとに散らばっていた顧客情報をkintoneで一元化
  • 顧客の基本情報の他、収入資産情報や保有不動産情報も合わせて管理
  • Salesforceに登録された顧客情報をDataSpiderでkintoneに連携
  • 一覧画面に検索機能を追加することで顧客情報の検索性が向上
  • 案件情報は事業部ごとに管理する項目が異なるため、各事業部で案件アプリを管理
  • 各案件の活動情報を管理し対応状況の可視化を実現
  • 基幹システムやパッケージにはない汎用性と拡張性を活かし、お客様の求めるシステムをスピーディーに構築

画面紹介

顧客情報入力画面

顧客情報入力画面

トップページから、顧客情報アプリや事業部毎に管理する案件概要アプリに遷移。
タブの移動で顧客情報や家族情報、保有する不動産情報などをスムーズに入力・閲覧可能。

案件情報画面

一覧検索

案件概要タブから顧客に紐づく案件詳細画面に遷移。各案件の活動内容など案件状況の詳細が確認可能。

分析画面(MotionBoard)

分析画面(MotionBoard)

kintoneに蓄積されたデータをMotionBoardで分析。項目ごとに集計・分析することで、営業活動の質を向上。


導入後の効果

顧客情報の一元管理とデータ活用で効率的な営業活動を実現

Excelでの管理から脱却しkintoneで一元化

Excelでの管理から脱却し
kintoneで一元化

SalesforceやExcelにて管理、集約していたデータの一元化を実現。手間をかけずに顧客データを俯瞰でき、集計・分析のための環境が整備された。ダイレクトメールの送付先リストとしても活用可能となり、業務負荷を軽減。

Salesforce上のデータをkintoneに連携

入力制御・動的制御により
登録ミスや抜け漏れを防止

kintoneの機能であるきめ細やかな入力制御・動的制御により、顧客情報や案件情報の登録ミス・抜け漏れの防止が可能に。正確で精緻なデータを保ち業務の質が向上。

BIツールへのデータ連携で顧客情報を集計・分析

BIツールへのデータ連携で
顧客情報を集計・分析

BIツールであるMotionBoardにデータを連携し、顧客データの項目(年齢、年収、職業、居住地エリア等)ごとに集計・分析を行うことで、顧客情報を営業活動に活かせるようになった。

お客様の声・今後の展望

東急リバブル株式会社 丹野様、大倉様

コムチュアはこまやかな配慮や気づき、提案を随所に織り交ぜてくれた

「プロジェクトの進行管理をコムチュアさまで実施いただきましたが、不安を感じることなく、スムーズな進行ができたと感じております。開発サイドからすると、気づきや提案をすることが工期や工数への負担に繋がる可能性もあり、提案することを躊躇してしまう場面もありますが、発注サイドの視点に立って提案をして頂く場面が幾度もありましたので、安心して進行管理をお任せすることができました。」

事業部戦略の精度向上とDWH連携を目指したい

「事業部としての今後の課題は、データ分析により事業部戦略の精度を高め、確実に推進することです。kintoneを活用したデータ整備に関しては、弊社全事業部の顧客データとの連携という更なる拡張課題がありますので、今回のプロジェクトの教訓や知見が活かされる機会になるとよいと感じています。」

詳しくはお気軽にお問い合わせください!

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