生成AIを活用した株主総会支援システム構築事例
- コムチュア株式会社 -

トップページ＞
導入事例＞
生成AIを活用した株主総会支援システム導入事例 - コムチュア株式会社様

AWS上に生成AIを活用した株主総会支援システムを構築
株主様への対応力向上と想定問答集作成作業の効率化を目指す

導入事例

株主総会支援システム構築
AWS導入・移行・運用保守サービス

・キーワード
AWS / 自然言語モデル / 生成AI / ローカルLLM / 株主総会支援システム

コムチュア株式会社

・事業内容
クラウドとビッグデータでITをリードするコムチュア。デジタルトランスフォーメーション（DX）時代を担う「デジタルソリューションパートナー」として、デジタル技術を活用し、お客様の経営課題解決とイノベーション推進を行っている。

背景・課題

株主総会の対応力向上に向けて、想定問答を高精度かつ迅速に作成することを検討

コムチュアでは、毎年6月に株主総会を開催しており、株主様からの質問に的確に回答できるよう、事前に想定問答集を作成している。昨今の急激な円安・物価高など社会的な背景も考慮し、経営戦略やリスク管理など幅広い視点で作成しているが、全て手作業のため膨大な時間がかかっていた。また、株主総会では質問に対する回答の探索に人手が必要なため、回答までにかかる時間や回答の精度に課題があった。

そこで、株主総会の対応力向上のために、生成AIを活用した株主総会支援システムの導入を進めることにした。

株主総会支援システムの基盤にAWSを選定した理由

コムチュアでは、AWSを利用した機械学習ソリューションを提供しており、社内にノウハウが蓄積しているため、株主総会支援システムの基盤にAWSを選定した。

また、インスタンスのメモリやGPUを容易に変更できる点もAWSを選定した理由として挙げられる。開発環境の準備やモデル学習用の計算リソースを動的に調整できるため、最小限のコストで大規模言語モデルの作成に集中することができた。また、アマゾンウェブサービスジャパン合同会社様には、リソースサイズの上限緩和申請に柔軟に対応いただき、必要なリソースサイズを確保することもできた。