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DX推進 / DXビジョン策定 / IT戦略 / 計画策定 /
業務分析 / 業務可視化 / 要件定義支援 / システム選定支援 / ペーパーレス
エネルギー関連事業社様
エネルギー関連事業社様では、全国の営業担当者が顧客と契約を締結するまでに、多くの紙書類を作成し、社内で回覧する必要があった。そのため、郵送コストや承認フローのリードタイムが増加するという課題を抱えていた。そこで、IT導入によるペーパーレス化をご相談いただき、まずは業務コンサルティングによる現行業務の分析を行った。
「紙書類の利用箇所」、「紙書類へのインプットデータ」、「紙書類の流れ」に焦点を当て、業務フロー図を作成し、課題分析を実施した。その分析の結果、当初のご相談事項である紙書類の課題に加え、複数の社内システム・ツールへの入力業務や紙書類へのインプットデータの検索に時間を要していることが判明した。これにより、データの管理状況を改善しなければ、ペーパーレス化を行っても大きな成果が得られないという根本原因を発見した。
これらの課題を解決し、中期経営計画に沿った事業成長を支えるために、業務プロセスの見直しとデータの一元管理、それを実現するIT戦略を策定することとなった。
お客様のビジネスの根幹を理解し、お客様の目指すビジョンを共に定義
現状を見える化し、システムやデータ、オペレーションなど業務上の課題を発見
定量分析・定性分析・5W1H分析などを用いて、重要度・優先度が客観的に分かる改善策を提案
ビジョンの実現に向け、新業務プロセスとデータの一元管理を踏まえたIT戦略を策定
現行業務の見える化
プロセスとデータの観点から
課題の根本原因を特定
現行業務プロセスを見える化、業務の流れ・データの入出力の流れ・モノ(紙書類)の入出力の流れを明確にし、課題を分析。更に、事前に定義したお客様のビジョンやビジネス目標(KPI)と比較することで、目標達成を阻害する根本原因がデータの一元管理であることを特定。
ビジネス目標の達成に
耐えうる新業務プロセスを策定
データの一元管理を主軸としたIT戦略(システム導入)を提案し、このシステムを利用した営業から契約締結までの新業務プロセスを策定。
この新業務プロセス導入時の効果予測を実施し、お客様のビジネス目標(契約数)に耐えうることを確認。
現状の課題(ペーパーレス)と根本原因(データの一元管理)の解消を実現。
全社最適化に向けた
IT戦略ロードマップを策定
業務コンサルティングでは契約業務だけでなく、調達業務や会計処理、他の事業にも注視し、中長期的に改善を継続するIT戦略ロードマップを策定。
今回導入する新業務プロセス、システム導入を皮切りに、各事業・部門毎のビジネス目標を達成すべく、お客様の全社最適化の走り出しを支援。