働き方や事業環境の変化により、DXにはスピ―ドや拡張性、継続的な変革が求められています。
しかしながら、目標も無く、ただ現状の業務をデジタル化しただけではDXにはなりえません。例えば、部門単位で業務改革をした結果が企業の目標に結び付かなければ、効果は限定的となってしまいます。そのため、企業のビジョンや現状の課題を把握することがDXの第一歩となります。
「Com-PASS CORE(コンパス コア)」は、企業のビジョンや目標、なぜDXを推進するのか、またそれを実現するための課題と解決方針を"見える化"した上で、適切なITの導入、デジタル化を提案し、DXの第一歩を失敗しない手順で推進します。
当社の考えるDX化とは、「デジタルによってビジネスモデルを変革し、より良い方向へ変えていくこと」と考えています。このためには単なる部署単位の改善ではなく、企業全体の取組として方針を決めて取り組む必要があります。
「Com-PASS CORE(コンパス コア)」は、BPM手法(※1)をベースに「業務の見える化」を行い、お客様の事業、企業目標、課題、ビジョンなどをビジネスモデル図で表現し、どのように変わりたい・変えたいという想いを共通の認識として定義します。このビジネスモデル図で"見える化"することで、お客様のDX化を推進する礎を作り上げることができます。
※1 BPM:Business Process Management
BPMとは、「企業が企業目標達成に向けて、業務プロセスの改善・改革を継続的に実現するための活動」を意味します。企業の目標・ゴールや、業務プロセスを「モデル」で表現することで、業務改革を推進する軸を維持することができます。つまり、BPMをベースとしたCom-PASS COREサービスこそが、DX推進への最善手となります。
ビジネスモデル図でお客様の
課題を"見える化"
BPM手法、つまりビジネスモデル図を用いた"業務プロセスに着眼した組織活動の見える化"により、お客様のビジョン、想い、そしてそれらを阻害する課題や解決策を整理します。全体ビジョン、課題への取組み、ステップ毎の進め方等をひと目でわかる状態にまとめます。
デジタル化範囲を定義
DX実現に向けた第一歩を提案
"見える化"した将来のビジョン、現行業務からDX実現に向けたデジタル化の範囲を提案します。全体ビジョンやステップを整理した上で、最も早く効果のある施策から着手するため、中々始まらないDXの開始を素早く進めることができます。
業務フローのあるべき姿を定義
改善効果を"見える化"
よくある現状の業務フローや課題を整理するだけでなく、全体ビジョンに向けたあるべき姿(IT導入後の業務フロー)を定義します。さらに、シミュレーションツールを用いた分析により、改善効果を予測・算出することができます。
お客様のビジョン、つまり、どのようにDXを推進したいのか、それを阻害している課題は何か。このようなお客様の企業目標、課題、KPIをBPMモデルを用いて"見える化"し、解決施策、計画を検討します。 また、"見える化"した内容からDX実現に向けた第一歩目を約2か月間で提案します。
サービスのポイント
ペーパーレス等の業務効率化の対象業務範囲が決まっている場合、対象業務の流れをBPMモデル、および、BPMN(国際規格の表記法)を用いて"見える化"し、施策を取り込んだ新しい業務の流れを約2か月で定義します。
サービスのポイント
※2 BPMS:Business Process Management System
BPMによる業務改革をサポートするためのシステムであり、業務プロセスの自動化やタスクの進捗状況の可視化機能等を持つ。
「1.ビジョン・課題整理支援サービス」と「2.業務フロー整理支援サービス」を一気通貫で実施します。お客様のビジョンに沿ってDX実現範囲(対象業務範囲)を決定し、業務の流れを"見える化"するまで、約4か月で支援します。また、適切なITツールの選定、導入といった後続のSIフェーズを検討し、提案します。
サービスのポイント
BPMモデル図の出典:BPM-navigator