企業の経営状況を管理するために経営企画・経理担当者が各部門から業績データを収集する際に、業務担当者がExcelなどでバラバラに作業しているため、集計作業を行い経営会議の資料を作成するのに多くの手間と時間がかかっています。
クラウドBI・分析ツール(SAP Analytics Cloud)なら、Excelや基幹システム(SAP ByDesignなど)の様々なデータを取込み、大量のデータを高速処理して、経営状況をスピーディーに把握・管理することができます。
経営管理で必要な「予算・計画管理」、「データ可視化・分析」に加えて、「AI・機械学習」機能を標準搭載しています。経営会議で使うレポートの自動作成やマルチスクリーン対応のダッシュボード機能など、会議でのスピーディーな意思決定を支援します。
予算・計画管理に必要なデータ入力管理・バージョン管理・多段階配賦・簡易シュミレーションなどの機能を搭載しています。また、コメント・ワークフローといったコミュニケーション機能があるので、関係者間で情報共有しながら予算策定を進めることが可能です。グローバル対応機能も搭載されており、海外拠点の担当者が現地の通貨で入力して、必要な通貨に換算して集計することもできます。
さらに、「データ可視化・分析」機能や「AI・機械学習」機能と連携することで、より効率的な予算・計画管理が可能です。例えば、AI・機械学習機能と連携することで、予算策定時の着地予想をAIが導出した予測値を利用するなど、予算・計画管理の効率化を実現します。
専門的なデータ分析の知識がなくても、業務担当者がWEBブラウザから様々な視点で簡単に分析ができるセルフサービスBIです。製品別の売上状況やプロジェクト進捗など、様々なビジネスデータを高速処理で可視化できます。使い慣れたExcel風の画面で、シンプルかつ直感的な操作も可能です。
効率的に利用を開始できるように、会計業務など様々な業務・業種別で定義されたテンプレートを標準搭載しています。特に、基幹システムとしてSAP ByDesignを利用している場合は、専用のテンプレートが用意されており、基幹システム内の様々な業務データの可視化・分析をすぐに開始することができます。
専門的な統計知識がなくても、AI・機械学習を活用して大量のデータから新たな価値の発見を支援することができます。例えば、予実管理で差が発生した場合に、AIを使って影響度が高く原因と考えられるデータを自動検出することができ、仮説・検証などのデータ分析業務を自動化・効率化することができます。また、未来予測シミュレーションで、将来の売上予測などをAIにより導出できるようになり、問題が発生する前に対応が可能になります。
「スマートインサイト」を利用して、グラフに表示されていない他の分析軸との相関関係をワンクリックで分析して、数値項目に与える影響度の高い項目をグラフとテキストで提示してくれます。
例えば、月別で過去の売上実績値から将来の売上予測をする場合、担当者の経験と勘に頼っていた算出を、AIが売上傾向・季節性・変動要因を考慮・予測して、グラフ上に表示することが可能です。
SAP Analytics Cloudには、複数のダッシュボードを同時に表示できるマルチスクリーンに対応しています(SAP Digital Boardroom)。例えば、企業全体の収益、事業別の収益、製品別の原材料や生産状況など関連するデータのダッシュボードを同時にマルチスクリーンに表示できます。
また、タッチパネル式ディスプレイにも対応しており、直接グラフをタッチすることで、詳細データを表示したり、表示軸を切り替えるなど、会議で必要な情報をその場で確認することが可能です。
BI・分析ツールを
クラウドで手軽に利用可能
クラウドなので、新たなインフラ不要で低コスト・短納期でWebブラウザから利用することができます。まずは、部分的に導入を開始して将来的に拡張したり、本格導入前の効果検証用として利用したり、お客様の状況に合わせて柔軟な利用が可能です。
SAP ByDesignなど
様々なデータを分析
Excelや基幹システムなど様々なデータを取込み、分析することができます。特に、クラウド基幹システムのSAP ByDesignとのスムーズな連携が可能で、専用テンプレートを利用することで基幹システム内の業務データの可視化・分析をすぐに開始することができます。
SAPに精通した専門家による
幅広い対応
当社はSAP認定パートナーとして、SAP製品の豊富な構築実績があります。SAP Analytics Cloudの導入支援の他にも、データの収集・加工システム構築(SAP BW/4HANA)、基幹システム構築(SAP ByDesign)、保守サービス(SAP AMO)など幅広い対応が可能です。