企業の基幹システムには、業務効率の向上や変化への迅速な対応が求められています。しかし、従来型のシステムでは、制度改正や市場の変化に柔軟に対応することが難しくなっています。
Biz∫(ビズインテグラル)は、日本企業向けに特化したERP機能と高い柔軟性を兼ね備えた統合業務プラットフォームです。日本の商習慣に即した業務モデルをベースに、多様な業種・業態に対応可能な拡張性を備え、業務要件に応じた最適なシステム構築を実現します。また、導入スピードとコスト面でも優れており、柔軟なカスタマイズ性により、成長段階に応じた業務プロセスの変化にもスムーズに対応可能です。さらに、オープンな技術基盤を採用しているため、将来的な拡張や他システムとの連携にも柔軟に対応できます。
コムチュアはBiz∫のパッケージ開発段階から参画し、製品特徴や仕様を深く理解しています。
また、パッケージ創成期から10年以上の導入実績をもとに、変化するビジネス環境に対応し、自社業務に最適化されたシステムとしてBiz∫の導入を支援することができます。
必要な業務を最小単位から導入
Biz∫は、例えば「一般会計」のみ、「債権管理」のみ、「購買」のみ、といった必要な業務単位での導入が可能な疎結合型ERPパッケージです。複数の業務で同時に導入する方法だけでなく、最少単位で導入し、業務領域を拡大していく導入方法も可能です。
業種・業界に応じた充実の機能
Biz∫は、様々な業務課題・システム課題を解決する充実の機能を備えています。特に、会計領域では標準機能カバー率90%前後の案件が多数存在し、ノンカスタマイズによる短納期・高品質を実現しています。
グループ、全社基盤への活用
Biz∫は、複数会社利用を前提として開発されたERPであり、システムインフラをグループで共用しながら、会社単位に会計年度を設定、個別に運用する形態に対応しています。
現場入力ソリューションやBIとの連携など、単体会計の拡張のみならず、連結でのIFRS対応ソリューションへの連携により、グループ経営に適したシステムへの拡張が可能です。
充実のラインナップで、バックオフィス並びに経営企画部門の様々な業務課題・システム課題を解決します。現場入力ソリューションやBIとの連携など、単体会計の拡張のみならず、グループ経営に適したシステムへの拡張が可能です。
業界特性が強く出る販売・購買・在庫業務に柔軟に対応が可能です。
予備項目の確保、画面レイアウトの変更、アドオンの呼び出し機構等、お客様の要件に合わせて柔軟にシステムを構成できる仕組みを備えています。
確実に証跡を残すことにより不正を防止し、内部統制を強化するシステム構築が可能です。
また申請内容による条件分岐や承認者の自動判別等、日本の商習慣にフィットした申請業務を実現します。
データベースへ任意のクエリを発行し、レポートを自動生成します。管理要求に応じて独自の集計や分析を容易に実現します。
Biz∫の製品開発を行うにあたり、コムチュアが「Biz∫」の前身のパッケージである「SCAW」の開発に参画していた経緯から、「Biz∫会計」「Biz∫販売」「Biz∫APF」の3製品の製品開発プロジェクトに設計段階から参画してきました。
コムチュアはBiz∫の製品構造を深く理解し、標準機能の活用法に精通したメンバを多数有しています。
そのため、お客様のニーズに合わせて最適な導入提案及び実行が可能です。
複雑な購買プロセスを抱える購買部門では、経営層から業務の効率化、ペーパーレス化、内部統制の強化について求められていませんか。
パッケージ製品の導入を検討したものの、自社の業務にあわなかったというお声もお聞きします。
コムチュアの購買テンプレート「ProFront for Biz∫」はBiz∫販売の購買・在庫をベースに、独自のテンプレートを組み合せ、調達に係わる社内外業務~支払・会計に関わるシステム連携までをカバーしたソリューションです。
購買業務に求められる各業務機能をテンプレート化し、お客様の業務モデルにあう形でテンプレートを組み合わせてソリューションを提供します。
集中/分散購買、間接材・直接材、役務・工事調達など様々な購買業務モデルにも適用できるような仕組みを備え、業務の独自性の確保と導入コスト低減を両立します。
テンプレート活用により
短期間導入を実現
一般的なERP製品では開発に多くのコストと時間を要する機能も、テンプレートを活用することで短期間かつ低コストで導入できます。
発注者・サプライヤ向け
機能を網羅
発注者向け機能として、相見積もりや調達稟議、発注、請求確認などを含む一連のプロセスを提供します。
同時に、サプライヤ向けの機能としては、見積回答、納期回答、注文確認、請求登録なども含まれています。これらの機能を通じて購買業務全体を効率化します。
お客様の要件に
柔軟に対応
テンプレートを活用した開発手法のため、お客様独自の要件や項目追加にも柔軟に対応できます。