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お知らせ

2012年04月02日2012年度 コムチュアグループ入社式 祝辞


                                                                 2012年4月2日

2012年度 コムチュアグループ入社式 祝辞
                                                             コムチュア株式会社
                                                         代表取締役会長 向 浩一

 新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。今年は17名の新入社員の皆さんを迎えました。管理職一同、皆さんを心より歓迎するとともに、お祝い申し上げます。

昨年は3月11日に大震災が起こるという大変な年でした。被害にあわれました皆様には謹んでお見舞いを申し上げますとともに、被災地の1日も早い復興をお祈り申し上げます。

この震災の復興はまだまだ時間がかかると思いますし、経済的にも大きな影響を受けております。世の中というのは、こういった大きな経済変動がしばしば起こるものであり、企業はその変動を乗り越えていかなければなりません。コムチュアも今年で28年目を迎えましたが、これまでにも大きな経済変動は度々あり、その都度乗り越えてまいりました。今回も皆さんと一緒に乗り越えていきたいと考えています。

そのためには、皆さんにもしっかり仕事をしていただかないといけないわけですが、景気の変動があるからといって、「仕事の基本」が変わるわけではありません。「仕事の基本」というのはいつの時代も同じです。「基本に始まって基本に終わる」という言葉があるとおり、特に新入社員の間は仕事の基本をしっかり身に付けていってもらいたいと思います。

そこで、社会人としての「仕事の基本」となる心構えについて、3点皆さんにアドバイスしますので、頭に入れてください。

1つ目は、「素直な心」です。
コムチュアスピリットにも「素直でプラス人間であること」とありますが、素直さは新入社員にとっては特に大切なことだと思います。そもそも社会のことがまだ何もわからない状態なわけですから、全て空っぽにして、会社の考え方、上司の考え方、仕事の仕方を、素直に受け入れていってもらいたいと思います。会社は、皆さん社員の為にしっかり事業運営をしていきますから、皆さんは上司の言うこと、先輩の言うことを素直に聞き入れながら、仕事に取り組んでいってもらいたいと思います。

2つ目は、「学ぶ心」です。
皆さんはこれから成長していくわけですが、技術や知識、それから仕事観などを、仕事を通して学んでいってもらいたいと思います。学ぶ方法は色々ありますが、私自身が若い頃よくやっていたのは、「先輩を真似ること」「本を読んで実体験と知識を照らし合わせていくこと」「人の話をよく聴くこと」などです。このようにして人からどんどん学び、仕事を通して成長していってください。

3つ目は「少し背伸びをする心」です。
コムチュアの三大活動である「私の標語」活動が良い例ですが、“手が届きそうで届かないようなところ”に目標設定をし、その目標が達成出来たら、また更に高い目標を設定する、というサイクルを繰り返すことで、着実に成長していくことが出来るはずです。「1年後に自分はこうありたい」という少し背伸びをした姿を思い描きながら頑張ってもらいたいと思います。

これら3つの心構えを大切にして、これからの仕事に取り組んでください。

新しい社会に船出をする中、最初から自信のある人はいません。私自身も新入社員の時には将来ちゃんとやっていかれるだろうかと不安がいっぱいでした。しかしながら、真面目にコツコツとやっていけば、必ず将来が開けていき、不得意領域であっても徐々に得意になっていきます。そう信じて、皆さんにも真面目にコツコツ頑張っていっていただきたいと思います。ぜひ将来はコムチュアを背負って立つ人材になってください。

これからの新入社員の皆さんの活躍を期待いたしまして歓迎の祝辞と致します。
皆さん頑張ってください。