PROJECT STORY.2

型にとらわれない柔軟な提案でお客さまの要望に寄り添い信頼を獲得

大手エネルギー会社向け
データ分析プラットフォーム提案・詳細設計

PROLOGUE

企業が保有する膨大なデータを蓄積し、管理・加工、分析に至るまでのプロセスを一元化する基盤を「データ分析プラットフォーム」と呼ぶ。これにより企業は効率的にデータを扱い、マーケティングや意思決定に役立つ知見を得ることが可能となる。現在の市場にはクラウド・オンプレミス含む多くのデータ分析プラットフォームが存在するが、コムチュアは型にとらわれない柔軟な対応で、お客さまにとって最適な提案を行っている。今回は、お客さまと伴走しながら強い信頼関係を構築し、提案フェーズから支援を続けているプロジェクトメンバーを紹介する。

PROJECT MEMBER

  • O.T

    O.T

    デジタルイノベーション本部

    リーダー

    担当:セールス

  • W.H

    W.H

    デジタルイノベーション本部

    技術部長

    担当:プロジェクトマネージャー

  • N.S

    N.S

    デジタルイノベーション本部
    データサイエンス・AI第一部
    課長

    担当:アーキテクト

※業務内容・所属部署は取材当時のものです

STORY 1

丁寧かつ真摯な対応で案件受注につなげた

今回のプロジェクトの概要を教えてください。

O.Tさん

O.Tさん

大手エネルギー会社様にて蓄積してきた膨大なデータを加工、分析し、活用までの一元管理が可能な「データ分析プラットフォーム」を選定するためのコンサルティング業務ならびにその要件定義・詳細設計となります。

コムチュアがプロジェクトに参画した背景を教えていただけますか。

O.Tさん

O.Tさん

お客さまは複数の拠点・部署に蓄積されたデータの利活用ができていないという課題を抱えていました。これを解消するため、データ分析を支援する企業を探されていたところ、他社からコムチュアを紹介され、問い合わせいただいた、というのがきっかけです。その時は残念ながら案件獲得には至りませんでしたが、当時打ち合わせに参加していたお客さまの社員の方が他部署へ異動となり、別件でデータ分析プラットフォームの構築が必要となった際、あらためてコムチュアにお声掛けいただいた、という流れです。

W.Hさん

W.Hさん

コムチュアの技術力や扱っている事業領域が評価されただけではなく、以前にご相談いただいた際の丁寧な対応や誠実さを覚えていてくださり、結果として案件獲得につながった、という背景があります。

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STORY 2

お客さまに寄り添い、
課題を引き出しながら提案

実際に、プロジェクトはどのように進んでいったのでしょうか。

O.Tさん

O.Tさん

お客さまからはクラウド上でデータの管理・運用の仕組みを構築したいとの要望をいただいていましたので、まずは代表的なデータ分析プラットフォームについて比較資料を作成し、お客さまに提案を行いました。

W.Hさん

W.Hさん

お客さまから伺った要件や希望を踏まえ、コムチュアとしておすすめするサービスを中心にご提案を進めました。プラットフォームとしての基本機能に大きな違いはありませんが、各社の特徴があるため、お客さまのニーズに最もマッチしているサービスを考えました。提案資料については、各ベンダー企業で用意されているデータをもとにコムチュア流のアレンジを加え、お客さまが社内で説明される際にもそのままお使いいただけるレベルに仕上げました。ただ提案するのではなく、コムチュアのノウハウをもとに、お客さまにとって最適な提案に仕上げることを大切にしています。

N.Sさん

N.Sさん

実際にイメージを固めていくため、技術検証フェーズに入った際は社内の体制を増員し、開発の目線からも意見を出し検討を進めました。ベンダー企業の担当者にも協力を仰ぎ、情報収集を行いました。

今回のプロジェクトで困難だった点、そしてどのように乗り越えたのかを教えてください。

W.Hさん

W.Hさん

案件がスタートしてからも、なかなかお客さま側で要件が固まらず、ニーズを探りながら進めるのは大変でしたね。

O.Tさん

O.Tさん

また、お客さま側で使用していたクラウド環境に合わせる方針に途中で切り替わり、技術検証が一からやり直しになったことも記憶に新しいです。お客さま側の担当者も困っている様子で、チャットなどを通じて、会社の垣根を越え悩みや課題も交えながら状況をお伺いしていました。

N.Sさん

N.Sさん

プラットフォームは違っても、要件定義に必要な内容は大きく変わらないため、根気強くお客さまと伴走しながら要望を引き出し、改めて要件定義を進めていきました。

W.Hさん

W.Hさん

突然の方針変更は大手企業ゆえの悩みでもあると思います。だからこそ、柔軟にお客さまの要望に寄り添い、実現に向けて動けるコムチュアのような会社は重宝されるのかなと感じますね。

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STORY 3

型にとらわれない柔軟な対応で、
お客さまと伴走していく

プロジェクトの今後の展望を教えてください。

W.Hさん

W.Hさん

要件定義が終了し、現在は詳細設計を進めています。お客さま側での方針変更もあり、まだ課題や要望が定まっていないため、週次定例の中でコムチュア側から積極的に課題を提起しながら対応しています。引き続き伴走しながら、プラットフォームの構築に向けて対応していきます。

プロジェクトを通じて感じるコムチュアの魅力は何ですか?

N.Sさん

N.Sさん

型にとらわれない柔軟な提案で、お客さまの要望に寄り添い伴走していけることはコムチュアの強みだと感じています。今回も案件の途中で大きな方針変更がありましたが、コムチュアが独立系の企業であり、広くノウハウがあるからこそ提案活動を続けることができました。

O.Tさん

O.Tさん

そうですね。また、自信をもって提案するために、サービスや製品の知識を積極的に学ぶ組織風土があるのもコムチュアの良いところだと思います。結果としてお客さまにも技術力を評価していただき、良いソリューションを提供できていると感じています。

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