【勤怠管理システム「リシテア」の導入】
森ビル株式会社様
「リシテア」の導入により企業の働き方の多様化にも柔軟に対応した勤務管理を実現
企業概要
「都市を創り、都市を育む」を理念に掲げ、東京都港区を中心に、ハードとソフトの両面から、時代をリードする大規模再開発事業を推進する総合デベロッパーです。
1959年の創業以来、オフィスビルや商業施設のみならず、アークヒルズや表参道ヒルズなどの複合再開発を手掛けてきました。2003年にオープンした六本木ヒルズは、多彩な都市機能が複合し、様々な情報を発信し続けています。
そして、道路整備と街づくりを一体的に進める立体道路制度を活用した「虎ノ門ヒルズ」は、都市再生のモデル事業として注目を集めています。
http://www.mori.co.jp/
導入背景
森ビル株式会社様では、労働基準法の改正を機に新たな勤怠管理システムの導入を検討することになりました。旧来のシステムでは改正への対応が難しかったことが理由の1つでしたが、それ以外にも次の3つの課題を抱えていました。
1.勤務時間の未登録チェックにかかる人的コスト
社員1300名の勤務時間の未登録チェックを、人事部の10名ほどで他の業務をこなしながら月に1週間を掛けて行っていたため、人的コストの削減が必要でした。
2.給与システムとの連携
勤怠管理システムと給与システムの相互連携に関し、旧来の勤怠管理システム導入時に、給与システムとの連携に手間取ったため、新システム導入ではスムーズな連携の実現が必要でした。
3.月の累計残業時間が把握できない
月の累計残業時間が翌月にならないと分からなかったため、リアルタイムにチェックできるようにして社員一人ずつにきめ細かな就労アドバイスを提供するとともに、タイムリーな人員配置転換への対応が必要でした。
導入ポイント
システム選定の要件として次の3つを網羅していると判断。
1.労働基準法の改正への対応力
2.基幹システムとの相互連携の実績の豊富さ
3.制度改正など今後の変更にも柔軟に対応できる機能性
イメージ図
導入後の効果
1.人的コストの削減
勤務時間の未登録チェックの自動化や、給与システムとの連携強化により、2名体制での運用を実現しました。
2.給与システムとの連携強化
基幹システムとの連携実績が豊富にあり、不安のあった給与システムとの連携も、問題なく実現しました。
3.リアルタイムでの残業時間の把握
リアルタイムに残業時間の把握が可能となり、管理職の部下への業務コントロールの迅速化を実現しました。
4.社員の登録作業の簡略化
社員はシンプルに出社と退出の時間を登録するだけでよく、休暇や出張といった個別申請も同一画面で行えるよう登録作業の簡略化を実現しました。
また、システムの運用状況は安定しており、通常のサービス時間帯にダウンしたことは一度もなく、システムを管理する側からも非常に優れたシステムだと評価いただいております。
今後の展開
森ビル様では、都市開発本部や営業本部、タウンマネジメント事業部など、多様な組織で構成されています。その中には、夜間勤務やシフト制を導入している部署もあり、部署で異なる勤務体系にも、リシテアは柔軟に対応できています。
今後、都市の成長により、六本木ヒルズのような、多様な生活や働き方をする人々に快適なサービスを提供し続けるためにも、森ビル様自身もこれまで以上に多様な働き方への理解を深めていく必要性があると感じられており、リシテアがその多様な働き方に対するソリューションを、提供し続けていくことを期待されています。
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人事総合ソリューション(リシテア)